オリエントスター エレガントクラシック WZ0341EL
ブレゲ針のクラシックな時計を探していた。いくつか候補があったが、中野の時計屋で実物を見てすごくいいと思い購入。
モデル名は、WZ0341EL。
『オリエントスター エレガントクラシック』4月11日発売|ニュース・プレスリリース一覧|機械式時計・腕時計のオリエント
ブレゲ針、ローマ数字、ギョーシェ彫り、アズラージュ仕上げ、両球面サファイアガラス、内面無反射コーティング。サイズも38.7mmとちょうどよく、両球面サファイアガラスが上品さを醸している。青い針に深みがあるかどうかだが、ブルースチールとの明らかな違いは私にはそんなに感じられず、全体的にすごくよくまとまっている感がある。オリエントはスターになるといきなり上質感が増してくる。特にこのモデルは、どの部位も主張過ぎる感じがなく、あくまでクラシックさを主眼において作られている感じがする。文字盤上はほぼ全面に装飾が施されている。ローマ数字の所もよく見るとアズラージュ仕上げがされていて、手の込んだ作りになっている。文字盤の色はクリーム色。凛とし過ぎないので、上品ながらも暖かみのあるイメージで、冬は羊色のセーターなんかにもマッチするのではないだろうか。
キズミで拡大。外周部のアズラージュ仕上げが分かる
裏面のムーブメントの装飾はすごく控えめ。ペルラージュもコートドジュネーブも角度によってはされてないようにも見えるくらい。ドイツ時計にあるような、表は質素で裏が超ゴージャスみたいなギャップ萌え感はなく、でもこの控えめ感は好き。
ムーブメントの装飾は控えめ
この角度からだと装飾はほとんど分からない
実はこのモデルを買うまで、ローマ数字にはすごくアレルギーがあって、欲しいモデルの時計でもローマ数字のやつは選んでこなかった。なんていうか、ローマ過ぎるというか(笑)、ちょっと仰々しい雰囲気な気もしていて、アラビア数字やバーインデックスの方が自分にはしっくりくる感じがしていた。でもこれはありだなあ。まだローマ数字モデルに少し緊張感はあるけど、そのうち慣れると選択肢が増えていいなと思う。