araffordable watches

あくまでコスパの高い時計を求めて行く。時々は高い時計に目移りもする。

オリエントスター パワーリザーブ GMT SDJ00001B0


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これも機械式時計に興味を持ち出してすぐの頃に買った時計。パワーリザーブというものに惹かれて、ネットで最安値(ひとまずその機構を持つものを一番安く手に入れたくなる)で検索して出てきたものがこれ。23000円くらいだったと思うけど、ポイント利用したかも知れず、でも30000円はしていなかったと思う。自分が買うオリエントとしての初めての時計。GMT機能もついているがちゃんと使ったことはない。24時間で一周する針なので、外周の目盛りを九時位置を六時にして、太陽の日の出と日の入りみたいになるように使うとこの機能の存在意義が感じられていい。私は海外に関わることをほとんどしていないので。

 

 


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GMT針は24時間で一周する。日の出時刻を水平線に合わせると太陽の動きに連動してちょっと楽しい

 

サイズはベゼルが40mm、ラグtoラグが49.5mm、厚みは14mm、バンド幅は21mm。ベゼルとケースの色がが同じなので実サイズほどの大きさは感じない。ケースの表面はメインがヘアラインで、角を鏡面にしている。角を取るようにえぐりながら鏡面にしている感じか。鏡面部分は外側に行くにしたがって面積が大きくなっており、躍動感を感じるデザイン。厚みは少しある感じで、他のレビューにも書かれているが、ブレスレットが相対的に薄く感じて手首への収まりがあまりよくはない。ちなみにブレスレットの厚みは3mmで、もうすこしマッシブなものを採用してもよかった気はする。まあ他のに替えればいいか。風防は平面のサファイア。横から見ると平面らしさがよくわかる。リューズガードは形状的にアクセントになっている。リューズはブランドロゴとかはない。でも2つ両方か片方に刻印されているのもバランス的によくないのかなとも思う。


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ケースの仕上げ方はポリッシュとヘアラインを交互に組み合わせている


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リューズガードは少し特徴的か。リューズに刻印はなし


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横から見ると、風防の平面さと段差がよくわかる


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ブレスレットは三連で疑似。ケースの厚みや重さに対して薄い感じがする。が落胆するほどのものでもない

 

値段がすごく安い。パワーリザーブGMT、文字盤にも立体感があって、ケースやリューズガードの仕上げもよい。ただ個人的には、どのシーンで使っていいかよくわからない時計。スーツには合うが少しラグジュアリーで主張感が強く、カジュアルに使うにはキラキラしてて、とすると海外旅行か?実は文字盤のデザインに惚れて買ったわけではなく、パワーリザーブ基準で買ったのもあるからか、少し無味乾燥なレビューになっている気がする。でもこうやってレビューにしてみると、すごくコスパがいい時計に思えてきて、愛着が出てきた(笑)。買ったのは16年の秋だったが、その頃はオリエントの時計が安売りされている時かなんかだったのかな。パワーリザーブ針とGMT針があるので、普通の三針に比べて立体感はあるし、インデックスも立体的で、時計好きが見たら文字盤の構成から「おっ」と思うかもしれない。となると足りないのはブランドイメージの後押しなのか、なんなのか。ちゃんと作ってて機能的にも文句ない時計を後押ししたい気持ちはあって歯がゆい気がするけど、オリエントのブランド自体はおいおい応援していけると思う。たくさん買ってるし(笑)。

 

あ、肝心のパワーリザーブについては、すぐに貯まるわりに消費は遅いので、躍動感を感じなかった。パワーリザーブ搭載モデルは安くはないし、構造から故障率も高まるはずで、有用性は?なところがあるけど、その後も搭載モデルをたくさん買ってしまっているので(笑)、やはり何か求めるものがあるのだろう。各レビューで懺悔していきたい(笑)。